ロシアンブルーは人気のある猫種で、ブルーの被毛の美しさに惹かれて飼うことを決めたという方も多いのではないかと思います。ただ、ブルーというと青色を連想してしまいますよね?
ロシアンブルーのブルーというのは青色という意味ではなく、被毛が上品なグレーであることをブルーと言います。ロシアンブルーの被毛は「ティッキング」とも呼ばれていて、光の加減によってシルバーに見えたりもします。
そんなロシアンブルーの被毛が最近茶色に変色してきたなんて方はいらっしゃいませんか?毛の色が変わってしまうと驚いてしまいますよね。今回はロシアンブルーの毛色の変色について調べてみました。
ロシアンブルーの毛色について
ロシアンブルーの一番の特徴と言えば、その毛色ですよね。グレーのキレイな被毛に惹かれて飼ったという方も多いと思います。猫の世界ではグレーのことを「ブルー」と呼びます。ですので、ロシアンブルーの毛色はブルーしか認められていません。
ただ、ロシアンブルーは稀に真っ白な身体で生れてきて、後にポイントカラーとして鼻や耳、足、尾にグレーが出てくる子もいるようです。ブルーポイントと呼ばれたりもします。
ブルーポイントと呼ばれるロシアンブルーが生まれる理由には、第二次世界大戦後の交配が関係しているようです。第二次世界大戦中にロシアンブルーの数が激減し、絶滅の危機に瀕しました。
そこで、イギリスとアメリカ等においてブリティッシュブルーとシャムネコの交配によって数の回復が図られました。この影響によって4分の1の確率でブルーポイントと呼ばれるロシアンブルーが生まれるようです。
ロシアンブルーの毛色が茶色に変色した原因
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ロシアンブルーも生き物なので、経路などにも個体差があり、年々表面がうっすら茶色になってきたなんて話を聞いたりもします。ロシアンブルーの毛色が変色する原因として以下のようなものがあります。
- 年齢とともに毛色が薄くなった
- 毛づくろいで舐めていた部分が変色した
- アルカリ性の薬品に毛が触れてしまった
極端な脱色や抜け毛がない限りは、加齢によるものだと考えられます。ただ、生後すぐに茶色などに変色してしまった場合は純血種でなかった可能性があります。
ペットショップなどで購入しても、育ってみるまでは実際のところわからないのが現実です。純血種でないからといって手放す方はいらっしゃらないと思いますが、信用できるブリーダーさんで譲っていただくのが一番安心です。
ロシアンホワイトやロシアンブラックもいる?
近年ではブルーやブルーポイントの毛色をしたロシアンブルーだけではなく、ホワイトやブラックの毛色をしたロシアンブルーも誕生しているようです。ただ、ロシアンブルーの毛色はブルーしか認められていないのが現状のようです。
ただ、ペットショップでの値段は毛色がブルーであっても、ブルーポイントであったとしてもあまり差はないようです。本来ならブルーポイントは安価な値段に設定されるのですが、ブルーポイントは人気が高く、希少なことから安くはなっていないようです。
まとめ
ロシアンブルーの一番の魅力というのはキレイなブルーの被毛であると思います。そのブルーの被毛が茶色に変色してしまうと驚いてしまいますよね。ブルーの毛色も加齢や毛づくろいで舐められることで茶色に変化することがあるようです。
ただ、毛色が変化してもロシアンブルーの可愛さには変わりはありません。大事な家族ですので、快適に過ごせる環境を作ってあげるようにして下さいね。
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