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猫にも歯磨きは必要?!歯磨きの頻度とやり方について!

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私たち人間は朝晩歯磨きをする習慣があります。虫歯や歯周病の予防のために、小さいころからの習慣でしてきており、歯を磨かないと寝れないなんて方もおおいのではないでしょうか?

 

そんな歯磨きですが、猫にも必要だということをご存知でしょうか?猫は人間よりも歯肉炎や歯周病になりやすいことが知られています。今回は猫の歯磨きについて紹介させていただきます。

目次

猫の口の中にはヨゴレが溜まりやすい

2018-11-17_09h00_42 猫にも歯磨きは必要?!歯磨きの頻度とやり方について!

野生の猫は獲物の皮や、すじ肉を噛み切ることで歯がブラッシングされ、口の中の食べカスが取れ、歯垢が溜まりにくくなります。普段の生活の中で自然と歯をキレイにできていたんです。

 

一方、飼い猫の場合はそんなわけにはいきません。飼い猫の食事というのは基本的には柔らかいものが多くなっています。また、ドライフードであっても食べやすいサイズのものがほとんどです。

 

そのため、自然に歯がブラッシングされることはなく、歯に食べカスが残ってしまうようになり、歯周病や歯肉炎などが発症してしまいます。

歯周病について

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歯周病は人間だけの病気ではなく、猫にも発症する病気です。最近では3歳を過ぎた猫の約8割以上に歯周病の心配があるといわれています。とても身近な病気なんです。

 

歯周病というのは、歯肉に炎症が起こる歯肉炎や、歯ぐきや歯を支える歯根膜、歯槽骨という部分が炎症して歯周炎となり、さらに悪化すると歯が抜けてしまう症状のことをいいます。歯を支えている歯周組織に現れる症状のことを指します。

 

歯周病になると口の中の症状だけでなく、体全体にダメージを与えることも分かってきました。歯周病の細菌が血管を伝って全身に広がり、臓器にダメージを与えてしまうようです。

 

そうならないためにも、人間と同じように飼い主さんが定期的に口の中をチェックし、歯を磨いてあげることが大切です。

猫の歯磨きの頻度

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歯磨きをした方がいいのは間違いありませんが、歯磨きはほとんどの猫は嫌がります。そのため、猫の性格によっては飼い主さんが歯を磨くことは諦めざるをえない猫もいます。

 

歯磨きをする場合は、永久歯が生え揃う時期(生後6カ月前後)までに慣れさせると、素直に歯を磨かせてくれるようになります。

 

歯磨きをする頻度としては1日1回が理想です。ただ、歯垢が歯石になるには1週間くらいかかるので、毎日歯を磨くのが大変であれば、。

猫の歯磨きの仕方

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いきなり歯ブラシで歯を磨くなんてことはなかなか難しいので、歯ブラシに慣れるまでにはトレーニングの期間が必要です。猫が嫌がる前までに終了するようにしましょう。まずは口の周りを触ることから始めましょう。

口にタッチすることから始める

まずは猫に口周りを触れられても嫌がられないようにしましょう。毛のブラッシングや頭を撫でるついでに口の周りに触れてみて、嫌がらなくり慣れるようにしましょう。

口の中に手を入れて歯にタッチする

口周りに触れられても嫌がらなくなってきたら次は歯に触れてみましょう。まずは手前の歯(切歯)、慣れてきたら奥の歯(臼歯)いタッチしてみましょう。

ガーゼで歯を磨く

歯ブラシで歯を磨く前段階として、ガーゼなどを使って歯を磨いてあげましょう。ガーゼに動物用の歯磨きペーストやウエットフードの水分を含ませたりして磨いても大丈夫です。

歯ブラシを使って歯を磨く

最初は歯ブラシを使って歯を一本磨くことから始めましょう。最初から全ての歯を磨こうとしなくても大丈夫です。

 

全てのステップをご褒美を与えながら行うとうまくいくことが多いようです。歯ブラシする際には少しでも嫌がったらすぐにやめるようにしましょう。

 

歯ブラシが嫌なものだと思わせないようにし、上手にできたらご褒美がもらえると思ってもらい、少しずつステップアップしていきましょう。

猫が歯磨きをさせてくれない場合はデンタルケア製品を使用する

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歯を磨くのを何度試みても嫌がってしまう猫ちゃんというのもいます。そういった場合には歯磨き代わりのデンタルケア製品を使ってみましょう。スプレーで吹きかけるだけの手軽な商品もあります。

 

また、歯磨きガムや歯磨きおやつなども販売されています。これらを食べることで歯垢が除去でき、口腔ケアに効果があります。味の種類も豊富で、多くの猫ちゃんが喜んで食べてくれるようです。

 

ただ、これらの商品は噛むことで歯垢を除去するので、噛まずに丸呑みしてしまっては効果がありません。丸呑みしないよう注意が必要です。

 

その他にも歯磨きおもちゃというのも販売されています。歯磨きおもちゃにはまたたびが入っているなど、猫が好むように作られています。おもちゃで遊びながら歯もキレイになる商品です。

プロに猫の歯磨きはまかせても大丈夫

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猫の歯磨きは自分ではできないという方はプロにお任せしても大丈夫です。動物病院やトリミングサロンなどのやってくれます。ただ、歯磨きは扱っていないところもあるので事前確認が必要です。

 

動物病院に行くと口腔内環境のチェックをしてくれ、歯周病の有無を確認してくれます。歯石があるようであれば除去してくれますが、歯石の除去には全身麻酔が必要です。

 

全身麻酔は猫ちゃんの体に大きな負担となるので、歯石になる前に歯を磨いてあげ、歯石にならないようにし、歯周病を防いであげることが大切です。

まとめ

歯周病というのは人間だけではなく、猫にも発症する病気です。3歳を過ぎた猫の8割以上が歯周病の症状があるといわれています。歯周病というのは想像以上に恐ろしい病気です。

 

歯周病になると口の中の症状だけでなく、体全体にダメージを与えることも分かってきました。歯周病の細菌が血管を伝って全身に広がり、臓器にダメージを与えてしまうようです。

 

そうならないためにも、日頃から飼い主さんが愛猫の口腔内ケアをしてあげるようにしましょう。歯磨きに慣れさせるためにも、子猫のうちからしつけの一環として始めるようにしましょう。

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