ロシアンブルーを飼い始めてイタズラに悩まされているなんて飼い主さんはいませんか?可愛いので許してあげたい気持ちもありますが、そうは言ってられないこともありますよね。
しつけのためにも叱る必要はありますが、何度も叱るのは気持ちがいいものではありませんよね。ですので、何度も叱らなくていいようしっかりダメなことは理解させる必要があります。
ただ、どうやって叱ってしつけるのが正しい方法なんでしょうか?
ということで、今回はロシアンブルーをスムーズにしつけるための正しい叱り方について紹介させていただきます。
ロシアンブルーを叱る前にイタズラの許容範囲を設けよう
イタズラをされてしまうとどうしても怒りたくなってしまいますよね。自分のお気に入り物が壊されたりしたら怒ってしまう気持ちもわかります。
ただ、猫は基本的に単独行動する動物で、人間のように相手を気遣うなんてことはしません。ですので、全ての行動をコントロールしようとしても無理な話です。
きちんとしつけをしないといけないと思って頑張ってしまう飼い主さんもいると思いますが、イタズラもある程度許容することも大切です。
ですので、イタズラもある程度許容して、どうしてもされたら困ることだけに絞ってしつけをしていくようにしましょう。
また、イタズラをされそうなものはロシアンブルーの手の届く範囲に置かないようにしましょう。そうすることで事前に対策することができますよ。
ロシアンブルーの本能的な行動はしつけでやめさせることはできない
ロシアンブルーが初めて飼う猫ちゃんという方もいらっしゃると思います。そんな方に知っておいて欲しいことがあります。
それは、猫の本能的な行動はやめさせることができないということです。爪とぎやマーキングなんていうのは猫の本能的な行動です。
家具で爪をといだり、カーテンによじ登ってたり、棚に登って上にあったものを落として壊したりしてもそれはあくまで本能のまま行動しているだけなんです。
ですので、猫ちゃんは悪いことをしたという認識はなく、飼い主に迷惑をかけたとは思っていません。これらの行動はやめさせることはできません。
無理にやめさせてしまうと猫がストレスを溜めてしまいます。猫専用の爪とぎ器を買ってあげたり、傷つけられて困るものにはシートやカバーなどをかけて対策するようにしましょう。
ロシアンブルーを叱るときこんな叱り方はNG
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イタズラをされてしまった時、ついつい怒ってしまいがちですが、見当違いな叱り方をすると効果がないだけじゃなく、愛猫に嫌われてしまう可能性があります。こんな叱り方はしないようにしましょう。
大声を出して叱る
猫は大きな声で叱られるのが苦手です。そのため、猫を大声でガミガミと叱っても効果はほとんどありません。
それどころか攻撃をされていると判断して、自分にとって危険人物と判断して避けるようになったりすることもあります。大好きな猫ちゃんに嫌われたりしないためにも、こんな叱り方はしないようにしましょう。
身体を叩く
人間でもそうですが、絶対に叩いたりしてはいけません。攻撃をされたと思い、避けるようになり懐かなくなってしまいます。特に猫にとってしっぽは弱点なので注意するようにしましょう。
逃げた猫を追いかける
しつけをしようと怒った時にそっぽを向いたり、逃げてしまうことがあります。ただ、これは無視をしているわけではありません。
不安や恐怖から逃れようとしているんです。ですので、追いかけてまで叱ったりはしないようにしましょう。猫は繊細な生き物なんです。
名前を呼んで叱る
叱る時に名前を呼んで叱ってしまいがちですが止めるようにしましょう。名前を呼ばれて何度も叱られていると、「名前を呼ばれる=叱られている」と思ってしまいます。
頻繁に名前を呼び叱っていると、普段名前を呼んだ時にも逃げ出してしまうようになる可能性がありますので注意しましょう。
ロシアンブルーの正しい叱り方は?
飼い主さんにとってして欲しくないことをした場合、声を出して叱るのではなく、「天罰」のように思わせることが重要です。
ここでその行動をするといつも嫌なことが起きると思わせたらこっちのものです。その場所ではイタズラはしなくなると思いますよ。
ただ、人間がやっていると猫にバレてしまうと嫌われたり、その人を避けたり隠れてするようになってしまうので注意しましょう。天罰の方法には以下のようなものがあります。
霧吹き
猫は身体が濡れることを嫌う傾向があります。爪とぎをされて困るところで爪をとごうとした場合は後ろから霧吹きや水鉄砲などで水をかけると効果的です。
空き缶やお手玉を投げる
イタズラをしようとしたらお手玉や空き缶を投げて驚かせましょう。ただ、ぶつけるのではなく音を出して驚かせましょう。
空き缶やお手玉が近くになければ音を出して驚かせるのもOKです。「あ!」と大きな声を出したり、手を叩いたりしてビックリさせましょう。
ただ、近くで大きな音を出すのは止めるようにしましょう。離れたところから音を出してビックリさせてください。
まとめ
ロシアンブルーを初めて飼った方はいろんなイタズラをされて困っているかもしれません。ただ、本能的な行動はしつけをしても止めさせることはできません。
爪とぎやマーキングなどを無理に止めさせようとするとストレスの原因になってしまいます。爪とぎをして欲しくない場所にはカバーをするなどして事前に対策をしておくのがオススメです。
事前に対策をした上で、何かイタズラをされた場合は正しい叱り方で叱るようにしましょう。そうしないと可愛い愛猫に嫌われてしまうことになってしまいます。
叱り方のコツをつかんで、嫌われないようしつけていってあげて下さい。
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