MENU

ロシアンブルーがよだれが気になる?その原因は猫カリスウイルス感染症かも?

PR:当サイトにはプロモーションが含まれることがあります

猫の人気が最近では高まっており、飼っている方も増えてきているようです。犬を飼っていた経験がある方だと、猫の世話は犬と比べて楽だと感じる方も多いようです。

犬を飼っていたことがある方は、犬がよだれを垂らすのはそんなに珍しいことではないので、猫がよだれを垂らしていてもあまり気にしないかもしれません。しかし、猫は犬と比べてよだれを垂らすことはあまりありません。

愛猫のロシアンブルーがよだれを垂らすようになったとしたら、それは何らかの病気のサインかもしれません。よだれを垂らす原因の一つとして猫カリシウイルス感染症があります。今回はよだれと猫カリシウイルス感染症の関係について紹介させていただきます。

目次

猫カリシウイルス感染症について

2018-09-26_13h30_48 ロシアンブルーがよだれが気になる?その原因は猫カリスウイルス感染症かも?

猫カリシウイルス感染症というのは名前の通り、猫カリシウイルス(FCV)に感染することによって発症する猫風邪の一種です。特に、生後6週から10週前後の子猫に多く発症します。

猫カリシウイルス感染症は「猫風邪」や「猫インフルエンザ」とも呼ばれることがあります。同じく猫風邪などと呼ばれるものに「猫ウイルス性鼻気管炎」がありますが、症状が異なります。

ロシアンブルーが猫カリスウイルス感染症の場合の症状

愛猫のロシアンブルーが猫カリスウイルス感染症に感染してしまった場合の症状としては以下のようなものがあります。

  • 口内炎
  • よだれ
  • くしゃみ
  • 鼻水
  • 発熱
  • 食欲不振
  • 舌炎

猫カリスウイルス感染症は口内炎や舌炎が見られるのが特徴です。口の中に潰瘍ができるので、痛みからよだれを垂らすようになったり、口臭もきつくなったりします。

潰瘍が口の中にできる以外にも、くしゃみや鼻水、発熱などの症状も表れたりします。ひどい場合は全身性の炎症や多臓器不全を起こすこともある病気です。

ロシアンブルーが猫カリスウイルス感染症になる原因

2018-09-26_13h30_48 ロシアンブルーがよだれが気になる?その原因は猫カリスウイルス感染症かも?

ロシアンブルーが猫カリスウイルスに感染してしまう原因として、飛沫感染があります。多頭飼いしている場合には、1匹が感染していると他の猫にも容易に感染してしまいます。

飼い主さんが屋外や外出先でカリスウイルスに感染した猫のよだれや鼻水に触れてしまい、皮膚や服にウイルスが付着してしまい、それを自宅に持ち帰り猫に感染してしまうというケースもあります。

ロシアンブルーが猫カリスウイルス感染症の場合の治療方法

猫カリスウイルス感染症に対する特効薬というのはなく、対症治療が施されます。対症治療というのは、疾病の原因に対してではなく、症状を軽減するための治療を行い、自然治癒を促進する療法のことを言います。

カリスウイルスに感染したロシアンブルーは発熱や潰瘍による口内の痛み、鼻づまりなどから食欲不振に陥りやすくなります。3日以上食べないときなどはチューブによって強制給餌することもあります。

痛みで食事や水分補給を行わず、脱水症状になるケースもあり、水分を十分に与える必要もあります。体力のない幼猫や老猫が感染すると重症化して命に関わる場合があるので、早めに動物病院で診てもらうことが大切です。

ロシアンブルーが猫カリスウイルス感染症にならないための予防方法

2018-09-26_13h30_48 ロシアンブルーがよだれが気になる?その原因は猫カリスウイルス感染症かも?

愛猫のロシアンブルーが猫カリスウイルス感染症にならないためにはどうしたらいいのでしょうか?予防方法は以下のようなものがあります。

ワクチンの接種

猫カリスウイルスにはワクチンがあります。早めにワクチンを摂取することで予防することができます。ワクチンを摂取しておくと、万が一感染した場合にも症状を軽減できます。

猫カリスウイルスは母猫から受け継いだ免疫力が弱まる生後6週間から10週間前後に多く発症します。免疫力が低下したタイミングを見計らってワクチンを接種し、獲得免疫を体内に形成するようにしましょう。

ウイルスの消毒と不活性化

猫カリスウイルスは37度の乾燥した環境であれば1日も生存することができません。しかし、4度の乾燥した環境であれば60日以上感染能力を維持することができます。

気温が低い冬場に感染することが多い原因にはこういった理由があります。ウイルス付着した物によってウイルスが猫に感染してしまうので、しっかり消毒するようにしましょう。

カリスウイルスが付着した小物をお湯で煮沸消毒する場合、70度のお湯であれば5分間、100度のお湯であれば1分間煮沸消毒することで不活性化させることができます。

薬剤を使っても消毒することはできますが、食器やおもちゃなどは猫が口に入れてしまうこともあるので、薬剤よりもお湯の方が猫にとって安全ですよね。

6.まとめ

猫カリスウイルス感染症になってしまうと、口の中に口内炎や舌炎などの症状を引き起こし、よだれを垂らしたり、食欲不振を引き起こしてしまう場合があります。

もし、愛猫のロシアンブルーがよだれを垂らすようになったとしたら猫カリスウイルス感染症である可能性があります。カリスウイルスにはワクチンが開発されており、事前に摂取しておけば症状を軽減することができます。

よだれを垂らしていたら、たかがよだれだと思わず動物病院で診てもらうようにしましょう。早期治療を行うことで重症化を防ぐことができますよ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次