最近では単身世帯が増えているようです。2010年の調査によると、全世帯に占める単身世帯の割合は3割を超えており、2040年には約4割に迫るとまで言われています。
「一人暮らしだと仕事も家事もしないといけないので、猫を飼うことができない」と諦めている方はいませんか?そんな方にオススメなのがロシアンブルーです。
ロシアンブルーは性格は穏やかで大人しい猫で、鳴くこともあまりないので一人ぐらいの方でも飼うことができる猫です。今回は一人暮らしの方でもロシアンブルーを飼える理由について紹介させていただきます。
ほとんど家にいない方には飼うのをオススメしません!
猫が犬と違って飼いやすいといっても、出張が多かったり、1日の留守の時間が多い人には残念ながら飼うのはオススメしません。ロシアンブル-へのストレスの原因になります。
ただ、大体決まった時間に帰ってくることができ、きちんと面倒を見れるようであれば飼っても大丈夫です。帰ってきたらたくさん構ってあげて下さいね。
ロシアンブルーが一人暮らしの方に向いている理由
一人暮らしの方に向いていない猫というのはとても寂しがりやで、飼い主がいない時間に耐えることができず、留守番中に部屋の中を荒らしたりしてしまう猫です。
逆に一人暮らしの方に向いている猫と言うのは、飼い主がいない時間も大人しく留守番ができる猫です。ロシアンブルーは穏やかで大人しい性格なので、留守番をさせることもできます。
静かな環境が好きで、頻繁に人が出入りしたり、子供がいる環境よりも、飼い主と一対一の飼育に向いています。ただ、留守番ができるからといって、かまってあげなくても大丈夫というわけではありませんので注意してください。
ロシアンブル-のしつけは大丈夫?
一人暮らしの方がロシアンブルーを飼う際には、最低限のしつけはしっかりしておく必要があります。これだけはしておきたいしつけについては以下の通りです。
トイレ
トイレはきちんと用意してあげないと、部屋のあちこちで排せつをするようになってしまいます。そうならないためにもロシアンブル-のトイレは用意してあげましょう。
設置場所は人気のない落ち着ける場所がオススメです。ロシアンブルーがうろうろしたり、落ち着かない素振りを見せ始めたらトイレに行きたい可能性が高いです。
用意したトイレに連れて行って、そこで排せつさせるようにしましょう。何度か繰り返していれば、そこが自分のトイレだと認識してくれます。ロシアンブルーは賢いので、比較的すぐにトイレを覚えてくれます。
爪とぎ
爪をとぐのは猫の本能なので止めることはできません。爪をとぐ行為にはお手入れ以外にもマーキング、ストレス解消など様々な意味があります。爪とぎを止めさせることはできないので、爪をといでも大丈夫な場所を用意してあげましょう。
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爪とぎグッズは数多く販売されているので、愛猫に合ったものを選んであげて下さい。爪とぎを始めるそぶりを見せたら、爪とぎをする場所に連れて行き、実際にロシアンブルーの両手を持って爪を爪とぎグッズに当ててあげます。
そして、爪とぎの真似事をさせ、ここは爪とぎをしてもいい場所だと認識させましょう。1度だけではなく、覚えるまで何度も繰り返すようにしましょう。爪とぎグッズにまたたびを振りかけておくのも効果的です。
かみ癖
猫にはかみ癖があり、人の手も噛んだりすることがあります。猫の歯は尖っていて、噛まれると出血したり大変な事態になってしまうこともあります。そうならないためにも、しつけはしっかりするようにしましょう。
ロシアンブルーと遊んでいるときに甘噛みであっても手を噛んできたら「ダメ」と注意をして遊ぶのを止めてその場から離れます。噛んだら遊んでもらえなくなると理解してくれるので、ダメなことだとわかってくれますよ。
ロシアンブル-を一人暮らしの方が飼育する際の注意点
一人暮らしの方がロシアンブルーを飼う場合には以下のことに気をつけるようにしましょう。
家にいる間はコミュニケーションをとる
一人暮らしでロシアンブル-を飼育すると、どうしても留守番をしている時間が長くなってしまいます。ですので、留守番させた分も家にいる時間はたくさんコミュニケーションをとってあげるようにしましょう。
出かける前や帰ってきた時は声をかけて、撫でてあげたり、一緒に遊んであげるようにしましょう。10~15分程度一緒に遊んであげると満足してくれますよ。
一人でも遊べるようにおもちゃを用意する
猫が留守番をしている時間と言うのは、人間以上に長く感じるものです。ですので、留守番中も一人で遊べるおもちゃなどを用意してあげましょう。
水やエサをしっかり補充する
留守番中に水やエサがなくならないように注意しましょう。特に水は暑い時期に度に切らしてしまうと熱中症や脱水症状を起こしてしまう可能性があります。
オススメなのはタイマーセットが出来る自動給餌器です。これをセットしておけばいつも決まった時間にエサをあげることができます。水も1か所に用意するのではなく、数か所に分けて用意しておくといいです。
トイレを2カ所用意する
猫はトイレが汚れているのはストレスになるようで、繊細なロシアンブルーは特に気になるようです。トイレを2カ所に用意しておくとロシアンブルーのストレスを軽減することができますよ。
誤飲しそうなものは置かない
留守番の際にロシアンブルーが誤飲してしまいそうなものは置いておかないようにしましょう。ピアスや紐などを飲み込んでしまい、腸閉塞などになってしまう可能性があります。
コンセントも挿しっぱなしにしておくと、噛んでしまったときに感電してしまう原因にもなります。出かける際には抜いておくようにしましょう。
まとめ
ロシアンブルーは大人しく穏やかな性格なので、一人暮らしの方でも飼うことができる猫です。疲れて帰ってきた時に猫がいてくれると、帰るのが楽しみになりますよね。
留守番させていた分、家にいる間は積極的に愛猫のロシアンブルーとコミュニケーションをとるようにし、一緒に遊んであげるようにしましょう。ロシアンブルーと一緒に楽しい生活を送ってくださいね。
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