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ロシアンブルーを購入する際の注意点!血統書付きの猫は優秀?

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ロシアンブルーを飼いたいと思った場合、血統書付きの方がいいと考える方もいらっしゃるかもしれません。血統書と聞くと「純血であることを証明するもの」「優秀な猫」であることをイメージされるかと思います。

 

ただ、血統書を持っているからといって素晴らしい猫というわけではないんです。血統書があると聞こえはいいですが、何が書いてあるのかよくわかりません。今回は血統書の持つ意味とその種類について紹介させていただきます。

目次

ロシアンブルーの血統書について

2018-11-08_10h39_19 ロシアンブルーを購入する際の注意点!血統書付きの猫は優秀?

血統書と聞くとどんなものを想像されますか?実は、血統書というのは人間でいうところの戸籍証明のようなもので、猫の出生について書かれたものです。

 

血統書には猫名、猫種、性別、毛色、目色、生年月日、繁殖者、所有者、登録年月日が書かれています。これらの基本情報以外に両親、祖父母、曾祖父母の名前、登録番号、毛色が記載されています。

 

更には兄弟姉妹の情報も記載されているので、その猫に何匹の兄弟がいるのかということもわかりますし、兄弟猫の血統書上の名前もわかります。また、キャットショーでタイトルを獲得した猫にはそれらについての情報も記載されています。

血統書の種類について

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猫の血統書というのは多くの団体が発行しています。そのため、世界的に通用するものもあれば、日本の団体が独自に出しているものもあります。飼い猫であればどこで発行しているものでもそれほど違いはありません。

 

しかし、キャットショーに出ることを考えている場合には、世界的に通用する団体で発行された血統書でないと認められない場合があります。血統書を発行している団体には以下の通りです。

CFA(The Cat Fanciers Association)

CFAはアメリカのオハイオ州に本部がある最も大きい猫団体です。アメリカだけでなくヨーロッパ、アジア、カナダ、日本などに所属クラブがあります。世界的に知名度も高くなっています。

 

CFAで発行された血統証明書は世界的にも公式のものとされています。厳しい審査をパスして認められたという証でもあるので、CFAが発行しているものであれば安心できます。

TICA(The International Cat Association)

TICAもアメリカに本部がある団体で、CFAと同様に世界的にも認められている団体です。キャットショーを開催している団体です。TICAが発行しているものであれば安心できます。

 

この2つの団体以外にもICC(International Cat Club)、ACC(Asia Cat Club)などの大きな団体があります。日本の団体が独自に発行している血統証明書もありますが、国によっては認められない場合があります。

ロシアンブルーの血統書のメリット

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血統書というのは人間でいう戸籍証明のようなものです。ですので、血統書があるからといって優秀な猫だということにはなりません。ただ、血統書を持つメリットというのはあります。血統書を持つことによるメリットは以下の通りです。

純血種であることを証明できる

血統書のがあるということは、ロシアンブルーが純血種であることの証明書になります。血統書を手にするためには、その猫種の標準規定を満たしている必要があります。

 

猫種によって定められている基準には違いがあり、被毛の長さやボリューム、足の長さ、尻尾の長さなど多岐にわたっています。これらの項目を全てクリアすることで初めて血統書が発行されます。

 

そのため、血統書があるということは純血種であることの証明となるので安心感があり、悪質な業者に騙されないために必要なものともいえます。

ブリーダーになる場合は必要となる

自分がブリーダーになって猫を繁殖させようとする場合に血統書というのは必要になってきます。繁殖させる際にはどれだけスタンダードに近い子猫を生み出すことができるかというのが重要になります。

 

そのため、血統書で認められた純血種の猫を繁殖猫として飼育するのが基本になってきます。血統書がない猫の場合は混血種の可能性があります。純血種でない子猫を純血種として販売してしまった場合は、そのつもりはなくても詐欺になってしまいます

 

そんなことにならないためにも、繁殖をする場合には公的に認められて血統書付きの猫であるかどうかを確認するようにしましょう。

ロシアンブルーの血統書はいつもらえる?

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血統書の受取時期は子猫を購入した場所や売買契約内容によって変わってきます。ほとんどの場合は繁殖者の名前で血統登録は終わっているので、子猫を販売した後に購入者の名義に変更されます。購入後1~2カ月程度で手元に届きます。

 

購入時にまだ血統登録がされていない場合には登録が済み次第手元に届くことが多いようです。売買契約の内容によっては繁殖制限があり、時期が来たら必ず去勢避妊手術を受けることが条件になる場合があります。

 

この場合には去勢避妊手術後に手術を証明する書類を提出後に血統書が手元に届くことになります。購入先によって受取時期には違いはあるので、確認する必要があります。

まとめ

血統書というのは人間でいう戸籍証明のようなものです。血統書を発行している団体はいくつもあり、内容についてはそれぞれ異なります。血統書は猫の純血種の証となる大切な書類です。

 

ただ、血統書があるから優秀、血統書がないから優秀ではないというわけではありません。飼い猫であれば血統書があってもなくても特に問題はありませんので、今飼っている愛猫をたくさん可愛がってあげて下さいね。

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