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ロシアンブルーのよだれが気になる?その原因は扁平上皮がんかも?

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愛猫のロシアンブルーが最近よだれを垂らすようになったなんて思っている方はいらっしゃいませんか?たかがよだれ思われがちですが、そのよだれの原因はもしかしたら何らかの病気のサインかもしれません。

猫は一般的にはよだれを垂らすことがあまりありません。愛猫がもし突然よだれを垂らすようになったら注意してあげる必要があります。よだれの原因となる病気の一つとして考えられるのが「扁平上皮がん」です。

扁平上皮がんになると血の混じったよだれが出てくることがあるようです。今回はロシアンブルーの扁平上皮がんとよだれの関係について紹介させていただきます。

目次

扁平上皮がんとは

2018-09-13_23h42_53 ロシアンブルーのよだれが気になる?その原因は扁平上皮がんかも?

扁平上皮がん(へんぺいじょうひがん)は猫の悪性腫瘍で、皮膚が存在している場所であればどこにでも発症する可能性のある病気です。猫の顔の小さな擦り傷がいつまでたっても治らない、むしろ悪くなっている場合は扁平上皮がんかもしれません。

扁平上皮がんは顔面の組織に多く発生します。鼻筋や耳介(じかい)、瞼、口腔、肺などの被毛が少ない場所に発生するケースが多いとされています。

ロシアンブルーが扁平上皮がんの場合の症状

ロシアンブルーが扁平上皮がんである場合、初期の段階では擦り傷や軽い皮膚炎に見えることが多く、気づかない場合があります。症状が進行すると毛が抜けたり、炎症、ただれ、潰瘍などの症状が出てきます。

さらに進行してくると潰瘍がより大きくなり、出血したり、悪臭がしたり、症状が進行した部位の機能障害が現れます。猫の口腔腫瘍のほとんどは扁平上皮がんだとも言われています。

舌や歯肉などにできたしこりがただれたり、潰瘍ができたりして、その部分から出血します。そのため、ネバネバして血が混じっているよだれが出るようになります。

また、食べ物や水が飲みこみにくくなり、飲食が困難になります。口腔内の腫瘍が大きくなり過ぎた場合は口を閉じられなくなってしまうケースもあります。

鼻の表面などに扁平上皮がんが発祥した場合には、くしゃみや鼻汁、鼻出血などの症状が現れます。耳や瞼にできた場合、初期段階では擦り傷のように見えますが、治ることはなく、時間の経過とともに大きくなっていきます

ロシアンブルーが扁平上皮がんになる原因

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ロシアンブルーが扁平上皮がんになる原因というのはハッキリと解明されてはいません。しかし、主に以下の3つが関係しているのではないかと考えられています。

紫外線

鼻の表面や耳などの皮膚に発生する扁平上皮がんは紫外線が原因となって発症する可能性があると考えられています。特に、白い被毛を持つ猫の発症率が高いということが分かっています。

大気汚染物質などの影響

大気汚染というのは人間だけではなく、ロシアンブルーにも関係している問題です。大気汚染物質だけでなく、たばこの煙もロシアンブルーが扁平上皮がんにかかる原因になっている可能性が高いとされています。

免疫力の低下

体の免疫力が加齢によって低下したり、他の疾患が原因で免疫力が低下したことが原因で扁平上皮がんを発症してしまう場合もあるようです。猫エイズなどによって免疫力が低下して発症する場合も多いようです。

ロシアンブルーが扁平上皮がんの場合の治療方法

人間のがんと同じで、ロシアンブルーが扁平上皮がんである場合も早期発見早期治療が重要になります。がんの初期段階で外科的治療を行い、患部とその周辺組織を切除することがメインの治療方法となります。

がんの患部があごや舌の付け根だったりして、切り取ってしまうと食事が摂れなくなってしまう可能性がある場合やロシアンブルーに手術に耐えれる体力がない場合などは抗がん剤治療や放射線による内科的治療が行われることもあります。

ロシアンブルーが扁平上皮がんにならないための予防方法

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ロシアンブルーが扁平上皮がんにかかる原因はハッキリとはわかっていませんが、紫外線の影響で発生することが多いとされているので、室内で飼うことが予防になります。

特に、部分的に白い被毛を持つ猫の場合は、紫外線の影響を大きく受け、病気を発症してしまう可能性が高いといわれているので、室内飼いを実践して欲しいと思います。

室内飼いをしていても、室内でタバコを吸ってしまうとロシアンブルーに悪い影響を与えてしまう可能性があります。タバコは人間にも害があるといわれており、人間より小さいロシアンブルーはよりタバコの影響を受けてしまいす。ロシアンブルーのいる環境での喫煙は控えるようにしましょう。

まとめ

愛猫のロシアンブルーがネバネバしたよだれを垂らしていて、血が混じってい場合、扁平上皮がんである可能性があります。がんは早期発見早期治療が重要な病気です。

日頃から愛猫とスキンシップを兼ね、マッサージの際に体毛や皮膚の状況をチェックしてあげるようにしましょう。炎症や脱毛などの異変に早めに気づくことができますよ。

もし違和感を感じたり、何らかの兆候があったりした場合は動物病院で早めに診てもらうようにしましょう。

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