MENU

ロシアンブルーのよだれが気になる?その原因は不正咬合かも?

PR:当サイトにはプロモーションが含まれることがあります

最近は猫の人気が上昇しており、猫の写真集というのも大ヒットしているようです。昔から人気はありましたが、日本では犬が一番人気で猫はその次という感じでした。

しかし、今では猫の人気は犬を超えて来ているとまで言われています。ロシアンブルーを飼っているあなたも、猫の魅力にやられてしまったに違いありませんね。

そんな愛猫のロシアンブルーが最近よだれを垂らしているな、なんてことはありませんか。猫はあまりよだれを垂らすことはないので、よだれを垂らしているようであればなんらかの病気の可能性があります。

よだれを垂らす原因として考えられるものの一つとして「不正咬合」というものがあります。不正咬合の場合、口臭がひとくなったり、よだれを垂らすことがあるようです。今回は不正咬合とよだれの関係について紹介させていただきます。

目次

不正咬合とは

2018-09-21_23h24_27 ロシアンブルーのよだれが気になる?その原因は不正咬合かも?

不正咬合とは、上顎と下顎の歯がうまく咬み合わさらない状態のことを言います。猫の歯は乳歯が26本、永久歯が30本あります。生後3~6カ月頃のまでに乳歯から永久歯へと生え変わります。

しかし、一部の歯がおかしな方向に生えてしまったり、上下の顎の長さがアンバランスだと歯並びに異常が生じてしまい、しっかりとした咬み合わせができなくなってしまいます。この状態のことを「不正咬合」と言います。

不正咬合のタイプ

猫の不正咬合には4つのタイプがあり、クロスオーバー、オーバーバイト、アンダーバイト、ライバイトなどがあります。各タイプの特徴としては以下の通りです。

クロスバイト

クロスバイトは一部の歯並びがおかしくなった状態のことです。下の切歯が前に突き出したり、下の臼歯が舌の側に倒れこんだりする場合があります。一部の葉歯が斜めに生えてくることで、他の歯と交差したような状態になります。

オーバーバイト

オーバーバイトは下顎に対して、上顎が長すぎる状態のことを言います。人間の出っ歯に近い状態です。常に下唇が上顎に覆われた状態になり、下顎の歯が上顎を傷つけてしまいます。

アンダーバイト

アンダーバイトは上顎に対して下顎が長すぎる状態のことを言います。人間のしゃくれに近い状態です。上唇を傷つけてしまうことや、前歯で下顎を傷つけてしまうことがあります。

ライバイト

左右の歯がアンバランスに成長した状態のことを言います。右と左の咬み合わせた時の高さが違うので、顎が曲がって見えます。唇の片方が上がり、片方が下がった歪んだ状態になり、顎関節に大きな負担がかかります。

ロシアンブルーの不正咬合の症状

2018-09-21_23h24_27 ロシアンブルーのよだれが気になる?その原因は不正咬合かも?

ロシアンブルーが不正咬合で咬み合わせが悪くなると、ひどい場合は日常生活に障害をきたすようになってしまいます。食事がまともに行えない場合もあります。軽度の場合でも歯が重なって生えてしまうと歯周病や虫歯の原因となってしまいます。

また、口内炎などの原因にもなるので、よだれを垂らすようになったり、口臭がするようになります。こまめに歯を磨いてあげないと口腔内トラブルの原因となります。

ロシアンブルーが不正咬合となる原因

ロシアンブルーの不正咬合の原因の一部は遺伝によって生じます。不正咬合になりやすい品種というものがあり、ペルシャやヒマラヤンは上顎と下顎のアンバランスが生じやすくなります。

遺伝以外の原因としては「乳歯遺残」というものがあります。乳歯が抜けずに残存してしまし、新しい永久歯が生えてくるのを邪魔してしまう状態のことを言います。

ロシアンブルーが不正咬合の場合の治療方法

2018-09-21_23h24_27 ロシアンブルーのよだれが気になる?その原因は不正咬合かも?

ロシアンブルーが不正咬合の場合でも、生活に支障がないようであれば治療をする必要はありません。しかし、食事ができない場合や、炎症を起こしてしまうようであれば抜歯による治療を行います。よっぽど歯並びが悪い場合などは歯列矯正を行うことがあります。

ロシアンブルーが不正咬合にならないための予防方法

ロシアンブルーを不正咬合にさせないためには、乳歯が生えそろう生後1か月を目安に歯をチェックするようにしましょう。上下の顎のバランスを確認することも重要です。

そして、乳歯が永久歯に生え変わるタイミングに、しっかり生え変わりが行われているか確認をしましょう。乳歯が抜けずに残存していると不正咬合の原因となる場合があります。

乳歯が抜けずに残ってしまっている場合は早めに動物病院に行き診てもらうようにしましょう。

まとめ

人間と同じように、歯の咬み合わせが悪いと様々な口腔内トラブルを引き起こす原因となります。口腔内トラブルが起きるとよだれを垂らすようになり、口臭もきつくなったりします。

愛猫のロシアンブルーが不正咬合にならないためにも、乳歯が永久歯に生え変わるタイミングにはチェックをしてあげるようにしましょう。不正咬合を防ぐことで口腔内トラブルを減少させることができますよ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次